修景施設の代表的施工例
【奥多摩 木製遊歩道と橋プロジェクト】
ヘリコプターで資材を搬入
景観に似合う橋を作りたい・・・しかしそこには難題が。
奥多摩湖を取り囲む遊歩道プロジェクト。山深い地形ゆえ、所々に遊歩道を繋ぐ橋が必要になりました。通常、水辺の橋は耐久性を保つため鉄骨で組まれ、床板や欄干も鉄鋼で作られますが、三英では自然な繋がりを大事にするため、木化粧ブリッジを採用する事に。しかし、施工地は土台となる鉄骨などの材料はもちろん、木材や施工用の機器を運搬する大型車輌が入れる道路から遥かに離れた山間地。三英ではこの難題に挑むため、プロジェクトチームによる綿密な施工計画が練られました。
現場で施工
木橋技術をもつ三英だからこそ実現した難工事
まず、どのようにして材料と機材を現場に運ぶか。小型車輌による山道経由の陸路、奥多摩湖をボートで渡る水路、そしてヘリコプターを使った空路――。なんとしても橋を架けたいという情熱で、これらのアクセス方法を組み合わせた稀に見る運搬方法が決定されました。そして施工。通常、工場で作られたものを現場で組み立てる方法がとられますが、このプロジェクトでは現場の複雑な地形のため、直接現地で材料を加工し、作り上げるという方法がとられました。これは作業に関わる全ての人に卓越した経験と技術が求められる方法です。ここで永年に亘って培った三英の木橋施工のノウハウが活かされることになるのです。
完成した木橋
ついに完成した木橋
施工中にもさまざまな問題や障害を解決しながら、40日の施工期間を経てついに木橋は完成しました。池の魚や水鳥、森の野鳥や草花を眺めながらゆっくりと遊歩道を歩いてきた人は、なぜか自然とこの橋で立ち止まります。誰がどんな風にして作ったか、そんなことはわからなくても、そこには自然と調和した優しい橋があり、人々の心を和ませています。私たち三英は、やすらぎと潤いの空間をご提供できる事に大きな誇りと喜びを感じ、また新たな難題に挑むのです。
【鉄骨製橋梁】
図番:PS2-0052
主要材料:桧、杉、鋼材、プラスチック擬木
橋長×幅員:16900mm×1510mm
納入先:東京都奥多摩町
【空のパーゴラ・海のパーゴラ】
空のパーゴラ
海のパーゴラ
長崎県大村市に造られた2つの個性的なパーゴラ、その名も空のパーゴラ、海のパーゴラ。大空に舞い上がるようなデザインの空のパーゴラと、風を受け帆を張って海を行く帆船をイメージした海のパーゴラは、公園のモニュメントとして人々に親しまれています。人々が自然の中でリラックスする時、機能性だけでなく、その時間・空間を素敵に演出することのできる修景施設作りを三英は目指しています。
【空のパーゴラ】
柱:ドゥシェ(200×200mm)
使用木材:ドゥシェ
使用鋼材:
【海のパーゴラ】
柱:ステンレスパイプ(SUS304)φ216mm
使用木材:ドゥシェ
使用鋼材:ステンレス(SUS304)
【積層橋】
積層橋
この橋の美しいアーチには知恵と技術の裏付けが隠されています。それが積層曲げ材。積層曲げ材を使用した橋桁には、接着剤を全く使っていません。これはドリフトピンとフィッシュプレートを用いた特殊工法のためなのです。接着剤の経年劣化の心配もなく、また接着面を雨水から守るためのシール・メンテナンスの煩わしさをもなくしました。
【空のパーゴラ】
主要木材:エッキ、ドゥシェ
橋長×有効幅員:37m×1.5m
納入先:栃木県佐野市