News|卓球台・遊具 |株式会社 三英 (SAN-EI)

SAN-EI MOTIFがJIDAデザインミュージアムセレクションvol.23に選定されました。

 

公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会が主催するJIDAデザインミュージアム セレクションは「美しく豊かな生活を目指して」をテーマに、インダストリアルデザインが社会に寄与する質の高い製品を選定し表彰すると共に、その製品を収集保管して次世代に伝え、教育、産業、生活へ文化的貢献を行うことを目的としているセレクションです。

同セレクションは今回で23回目を迎え、今回は一般並びに会員より推薦された213点の推薦から62点の1つとしてSAN-EI MOTIFが選定されました。

【当社ではJIDAデザインミュージアムセレクションvol.18における SAN-EI infinityに続き2回目の選定となります】

 

Product        :SAN-EI MOTIF 10-220

Manufacture:株式会社 三英

Designer      :澄川伸一

 

製品説明

JIDAデザインミュージアムセレクションvol.18 においては卓球台SAN-EI infinityが選出されましたが、脚部に東日本大震災で被災した岩手県宮古市のブナの木を用いることで、震災復興への願いを込めた卓球台を世に送り出しました。その想いを卓球台SAN-EI MOTIFにも継承し岩手県岩泉町のウダイカンバ材を採用しています。サイドビューの『 T 』は「TOKYO」「TableTennis」を象徴とし、上方に向かって羽ばたいていくイメージと日本人の持つ“静”の精神性の奥に潜む力強さを表現したデザインと共に、日本の優秀な木部の加工技術で脚部の流線形を造形し、さらには伝統工芸輪島塗りを一部に施すことで艶やかな質感をまとわせた卓球台に仕上がっています。

 

審査委員コメント

2020東京オリンピックにおいて、様々な日本企業の技術や製品を目にすることが多かったが卓球種目において選手の活躍を支えたのが、この卓球台「MOTIF」である。控えめながらも精度の高さを感じるデザインは「粋」に代表される日本の精神性をも表現しており、こらは日本の「匠」の高い技術によって成し遂げられたものである。今大会を通じて選手の活躍だけでなく、高品質な日本製品を海外にも訴求できたのではないか。


SAN-EI MOTIF